お墓や墓石、仏事・法要についての豆知識 ―お墓の構造

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お墓や墓石、仏事・法要についての豆知識
お墓や墓石、仏事・法要についての豆知識(墓豆)
墓所の構造
お墓は、石碑と納骨棺(カロート)、区画を周囲から仕切る外柵(境界石)といった基本的なものの他に塔婆立、墓誌、灯籠などといった付属品から成り立っています。 お墓の形は大別すると二種類です。
二段または三段の台石の上に長方形の棹石をのせた和型石碑と近年見られるようになった洋型石碑があります。


石碑
<和型石碑>
この型の墓石が普及しはじめるのは、江戸時代に入ってからです。
源流をたずねますと、中国の位牌型のものが伝えられたときにはじまりますが、主流を占めるようになったのは江戸時代も後期になってからです。
したがって比較的新しい形なのです。
明治・大正・昭和は圧倒的にこの型が多くなり、特に加工技術の発達もあって、それに拍車をかけています。

●角柱型 ●神道型  
五輪塔 宝篋印塔  
もっとも一般的な和型石碑の型。 棹石の頭部が兜布(ときん)、
つまり三角錘になっています。
 
●位牌型 ・・・ 棹石が角柱ではなく、位牌のようにやや奥行きが薄くなります。
●板碑型 ・・・ 位牌型よりさらに薄くなり、背面を切鑿しない場合が多い。鎌倉時代に多くつくられている。
●笠付型 ・・・ 角柱型の豪華版。棹石の上に笠を置く。歴史的には角柱型よりもこれのほうが古い。笠塔婆の棹が太くなったもの。

和型石碑 和型石碑 和型石碑 和型石碑
<洋型石碑>
明治維新以降外国人が多く日本に滞在するようになってからつくられたものです。
この型の墓石が数多くつくられるようになるのは公園墓地が開設されてからで、外国人墓地の記念碑的な形のものにくらべると、和魂洋式という感じの日本的洋型です。
最近は小さな墓地よりも、面積の大きな墓地に多く洋型墓石据えられようになりました。
これは、和型の場合大きくすればするほど棹石の丈が高くなって見上げるような型になるのにくらべ、洋型はかえって安定して見えるからです。
特に関西の大震災以降、増えてきたように思われます。
洋型石碑
<その他>
●五輪塔 ●宝篋印塔 ●自然石型
五輪塔 宝篋印塔 自然石型
●無縫塔    
香炉
香炉は単にお線香を捧げたりするだけでなく、墓石全体を引き立てる重要な役割もあります。
お線香のかおりは、分け隔てなく隅々にまで行き渡ることから、仏様のお慈悲に例えられています。
香炉 香炉 香炉
外柵
外柵という呼び方は関東以北に多く、関西では巻石、境界石などといいます。
墓域は浄土であり仏国であるとして考えることが外柵を廻らすはじまりです。
階段がついて墓域に入っていくわけですが、階段を戒壇に置き換えてみますと、この戒壇の戒は、仏道修行の戒・定・慧の戒となります。
戒律を深く守って成道を願う供養の階段として考えることが大切でしょう。

現在では、更地のままですと雑草などが生え、霊園内の美観を損ねるおそれがあるということと、隣との墓域の境界をはっきりさせるためなどの理由があるようです。

墓誌
戒名や法名、クリスチャンネームなどの故人の名前などを彫刻するためのものです。
石碑自体に彫刻しますと、そばに行って見ないと見にくいものですが、故人の名前を目の前にして、故人を偲びながら合掌できるのも、この墓誌の良さかと思います。
亡くなった方ができるたびに、魂の宿っている墓石に彫刻という形での一種のキズをつけるという行為はよくないので、墓誌を建てるという考え方もあります。
また、故人の名前を彫刻する以外に、一家の歴史や故人の行跡を刻むこともあります。
墓誌には、文字を読みやすくするために黒みかげ石を使用する場合が多いのですが、本来は墓石と共石にするほうが良いとする考え方もあるようです。

墓誌 墓誌 墓誌 墓誌
墓誌 墓誌    
納骨室(カロート)
ほんの最近まで納骨室(カロート)というようなものはありませんでした。
土葬の多かったことが納骨室を必要としなかったのでしょう。
しかし、まったくなかったかといいますとそうではなくて古墳時代からあったことはご存知のとおりです。
現在の墓地には、ほとんどと言っていいほど納骨室があります。
墓地の中で納骨室はもっとも大切で神聖な場所です。
納骨室があったほうがよいかどうかという質問があったとすれば、それは問題なくあったほうがいいといえます。
埋葬の方法は古代から様々なやり方で行われてきました。
風葬、鳥葬、水葬、土葬などがそうですが、それらは鳥獣のえさになったり、植物の肥料になったりという意味で自然界の生命活動のサイクルの中に立ち戻っていくという点ではもっとも自然です。
が、火葬が主体となっている現代では葬法そのものがそれにそぐわない状況になっています。
ですから、古代からの意思をくみとりながら納骨室をつくっていくことがよいと思います。
たとえば、納骨室の底の部分をコンクリートで固めずに土にして、自然の中に生命を還元するという方法です。
現在でも多くの納骨室がそういう方法でつくられています。
先祖の遺骨を清潔に厳粛に保管するという合理性と、自然の中へ回帰していくという宗教性との両方を考えたいものです。
遺骨を納める場所としての意味と同時に、その上に建てる石碑の重みを支える基礎としての構造的な役割も果たしていますから、あわせて考えることが大切でしょう。

●一般的なカロート ●丘カロート  
カロート カロート カロート
塔婆立
無宗教、キリスト教、神道などの卒塔婆を必要としない宗教には不必要なものでしょう。
また、仏教でも浄土真宗では塔婆供養をしないので、必要ありません。
昔は土に差し込んでおいたものですが、風で倒れたりして、隣の墓地に散らばったりするので迷惑を掛けます。
また、供養をしてくれた施主への気持ちを大切にする意味からも、あまり乱雑にしておくことは好ましくありませんから、鳥居を模した立派なものからステンレス製のものまでいろいろありますが、本来の機能にかわりはありません

塔婆立 塔婆立  
灯籠
墓前の灯籠として設けるものですから、庭に置くものとは本来の意味が違います。
しかし、灯籠はもともと宗教的なものとして生まれてきたものですから、墓前灯篭も庭灯篭も形の上ではかわりはありません。
献灯する心構えの違いを認識してもらうことが大切です。

灯籠 灯籠 灯籠 灯籠
灯籠 灯籠    
物置石
自然石のものと加工したものがあります。
宗教的な意味はありませんから、墓地全体のバランスを考えて設けられればよいでしょう。
合掌のとき、持ち物を置く場所があれば便利です。
物置石 物置石 物置石
つくばい(手水鉢) 植木 名刺受
つくばい(手水鉢) 植木 名刺受
手を洗い、口をすすぐまでの設備にするのは大変です。 形式的に置くものです。 墓地の風格を高めるような設け方をしたものです。 竹や松のような根を張るものは、墓石や外柵を壊すおそれもあって好ましくありません。 柘植のように常緑で成長のおそいものが適当です。 お墓参りされた方の名刺を入れる場所です。 著名人のお墓によく見られます。